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(Hotel Plaza Athenee Paris)

 

ある空間の中でしかありえない

そしてそれは

完全完璧なまでに密閉された

空間天国

 

でもそこは

すこしの隙間から

それは違ったものへと

変貌してしまう

 

空間天国

その天国が

絶え間なく

とぎれとぎれながらも

連鎖してゆく・・・

 

その連鎖してゆく

空間天国を抜け

外界からそれを振り返る

そしてわたしは

その空間をながめ

酷く、憂鬱になる

 

(2013年3月)

 

 

 

 

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(Place de la Concorde)

 

トワイライトが美しい日だった

それは苦悶の中に差し込む

希望の薄灯りのようだった

 

「絶望」という言葉が在るのは

やはり確かに

それにふさわしいものが存在するからか?

そんなことをふと思った

 

そしてその反対の言葉も在るということは

やはりそれと反対にふさわしいことも

確かに存在するからか?

 

そして多くの歴史には

絶望があり、希望があり

それを引き起こすに値する

変革があり・・・

 

わたしは、トワイライトの美しい中

そんなことを考えながら

トワイライトなその人の横顔を

ぼうっとみていた

 

でもきっとその人は

わたしがそんなことを考えているなんて

思いもしなかったのだと思う

 

全てのことを話す

必要はなかった

そして全てのことを知るつもりも

聞くつもりも

私にはなかった

それはどこか

自由と許容の形に似ていた

 

そしてそれは

完璧な光でも

完璧な闇でもない

トワイライトだった

 

やさしい沈黙の中で

グレーゾーンの中で

わたしはいつだって

しあわせなのだから

それでいい

そう思った

 

そしていつのころから

白と黒の中だけに

全てをしあわせにする力が

あるわけじゃないことを

知ったのだろう

 

(2013年3月)

 

 

 

 

 

 

 

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(Paris)

 

それは酷い乱調の中にあった

形有るものはすべてその形状を無くし

 

つかむことすら出来ない

酷い乱調がつづいた

 

やがて

その心から

期待や信奉すら

消えかかった

その瞬間・・・

 

“それは愛をも越えたものである”

とささやかれた・・・

 

(2013年3月25日)

 

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(zurich)

 

気持ちは急降下した

心のタナトス

 

愛着すら

消散した

 

終結の時の分からぬ

鬱屈が残された

 

その場所から起立した

その瞬間

“それは至情ではなかったのだ”

と、囁かれた

 

(2013年4月)

 

 

 

 

 

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(Nice)

 

いつだって二線でないと
壊れてしまうのだった

 

それはどんな大切なものでも
関係でも
そうでしか
存在踏襲できなかった

 

一線になると
病んでゆく・・・
いろいろなものが
ことが
心が・・・
推破してゆく

 

それは永遠に止まない
寂寥な病だった

 

この星の酷寒よりもつらい暗澹が
意味も分からぬまま
漫然とそこにあった
それは、音も形も可能性も
すべてを飲み込む
沈鬱だった

 

そして

今日もわたしは
氷のようなものに
微笑み
徐に振り返るのだった

 

いつの日か
太陽に振り返る日を
渇欲しながら・・・

 

(2013年4月)

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(purple design)

 

好きな日本の音楽グループ

Alice NineのメンバーSagaの

インタビューでのコトバで
 
とても好きなコトバがあり
それは・・・、
 
「影が好きなんですけど
でも、目立つ影が好きなんですよ」
 
というコトバ
 
ちょっとニュアンス違いますが
なぜか?自分の中で
端なものに、光を感じ
振り返る
そんなところがあり・・・
 
なんていうのか
端で、静かに
じっとたたずんでる
そんな感じのものに
 
道の隅っこに、じっとうずくまっている猫とか
可愛くて、そっとなでてしまうような・・・
 
どんなにぎやかなところでも
なぜか?わたしが反応するのは
そういうものなんですよね・・・
 
意味不明に
心が落ち着くんです
 
でも、coolなだけのものは
時にわからなすぎて
なにか退屈で・・・飽きてしまう
ヤケドしそうな
内在する熱さとかが要り
  
そして、その表層の
蓄積された
氷のようなさびしさや
冷たさみたいなものが
少しずつとけてゆくのを
瞬きもしないで
じっと見つめてゆくような・・・
 
でも何か?それは
拘泥したり、満面の笑みをむけたりは
しない世界に潜在し
  
なんてゆうのか、それはいつでも
ある不可思議な
絶対法則の中にいるみたいな
 

 

(2013年5月7日) 

 

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(Paris)

 

その日振り返った時

ふと見た景色の中に

切り抜かれた幸福のようなものが

あったかも知れないことを・・・ 

 

その日隣にいた人の

瞳の中には

かつて見たことのない

そんなものが写っていた

 

それは恒久の平和だった

 

その人は確かに

幸福の香りがしていた

 

咽返るほどの幸福の香りに

陥落してゆくのだった

 

切り抜かれた恒久の平和の中に

その訳すら知る由もないほどに

溺れてゆくのだった

 

そして心の中の

いつしか乱雑に崩れた破片はやがて

忘失していた美しい波紋を

けだるく描くのだった

 

 

(2013年5月17日)

 

 

 

 

 

 

withintukau115.pngヨーロッパの

シンフォニック

メタルバンドに、

LUCIDITYを感じる。

クラッシックオペラの

清々しさみたいのと、

ロックの爆発感が

見事に融合した音楽。

とても好きなジャンル

のミュージック。

けど・・・。これは、何か、

U.S.A.のバンドより、

やっぱり、

Within Temptationなど、

ヨーロッパバンドが

演奏したほうが、

似合っている。そんな気がする。

(Within TemptationではThe Swansong、

Say My Name、In perfect harmonyなど

素晴らしい旋律の曲。と感じる)

何と言う透明感、清涼感。

その中に、変革の革命的騒々しさが

入り混じる。ちょっと不思議な音楽。

ただ、現代音楽では、

これがメチャクチャ好き。

旋律の中に、

地球から遥か遥か離れた、

星や宇宙を感じてしまう。

それはもしかしたら、

人の身も心も、一瞬にして凍りついて

しまうほどの、

とてつもなく、冷たい冷たい星なのかも

知れない・・・。

想像もつかないくらいの、凄い温度の、

熱を持つ星なのかも知れない。

でも、そんな私の想像を掻き立てる、

すべてが、隅々まで、

このジャンルの音楽には

入っているのだから・・・。

愚かさ、孤独、熱意、温かさ・・・。

それが、良くも悪くも・・・、

私は、この地の生み出した、

全ての感情を、理解出来る人に

なりたい。そして、そうありたい・・・。

 ドロのように傷ついたハートすらも、

その訳を理解しようとし、

出来ることの中に、

本当の輝きが見え隠れしている。

そんな地で、何も怖れずに歩みたい。

私は、様々なハート問題を抱える人を、

瞬きもせずに、凝視出来る人でありたい。

そしてその訳を、理解出来る強さを、

与えたまえ。と、願う。

傷を受けた猛獣にをも、愛を持てる強さを。

差出したまえ。と、誓う。

 (2010年6月23日)

永久セーラ HP・コラム・エッセイ等の内容、         

文章及びデザイン等の無断引用は、

お控え下さい。

 

 

 

heartna3.jpgカナダが生んだ、

天才ミュージシャン。

Heartが、

もう何年も、

とても好きでいる。

今聴いても、

誠にクール。

新鮮。

ヴォーカルの、

Ann Wilson

を超える、

ロックな凄いレベルの

女性の声を、

今だ聞いたことがない。

(これはプロのロックのミュージシャンも言っていた)

ロスで数々のスターを生んだ

ミュージックスクールを見た時、

「ここからホントの世界スターが出たんだ・・・。」と

思った。そういう空気があった。

でも、それはほんの一握りだ。

皆がカッコ良くて、上手い。

でも、そんな存在は、

腐るほど排出される。

そんな名門だったのだ。

生徒は、自由に練習出来る。

真夜中でも・・・。

ピザ屋の夜遅いバイトの帰りに、

練習する人もいる。

「貧乏なんてくそくらえ!」

そんな意気込みもあった。

ギターを持つ姿も、メチャクチャきまってる。

足の長さも、長い。

ロックが似合う国なのだ。

ロックは、クーリズムの美学。

そんなカッコよさ、どうでもいい人も、

いるかも知れない。

当然、この世は、それでも生きていける。

ロックは、追いかけては来ない。

「それが好きかどうかなんて、

自分で決めろ」

と、どこか突き放すような、

そんな世界なのかも知れない。

本当は、理屈なんてどうでも良くて、

ロックを知るには、ロックを聞くのが一番。

Heartの、Straight on、

Barracuda、Magic Manを聞けば、

その世界が分かるはず・・・。

昔、Ann Wilsonが、

「あなたにとって音楽は?」と

質問された答えを記事で読んだ。

その答えは、今だ、ワタシのお守りでもある。

当然、普通な答えでなかった。

だって、ロックなワールドは、

普通でないことも、

普通な気がするから。

アメリカの女性は、見た目も迫力あるが、

異性との愛も喧嘩も、ハンパじゃないことが

多かった。つい先日仲良くしていたら、

今日は、メチャクチャの大喧嘩。

ボロボロ泣いて、その愛が本当に確かなものなのか、

何度も確認しようとしているかのようだった。

駄目なら、いつまでもダラダラ付き合うことは

しなかった。スパッと別れる。

潔い未来に賭けるのだ。

それが良いかどうかよりも、

その姿勢のズバズバ感が、

何か、アメリカンなのだ。

つまりそれが・・・、

ロックがガンガン流れる国なのだ。

全ては熱くハートが求めるままに・・・。

誰の指示なんていらない。

ワタシはワタシの選んだものが好きで、

どうなろうと、その道をゆく者。なのだ。

所詮人が決めた世界なんて、

人の目を気にした世界なんて、

楽しくもなけりゃ、続きはしない。

そんな事を、腹の底から分かっているような・・・。

そんな感じだ。だからぶつかる。

とことん、そこに、自分の求める、何か、

本物があるか、知ろうとする。

ワタシは、アメリカで、何度も、何度も、

言われた言葉。

聞いた言葉。

「ここは自由の国なのだから・・・。」

「だから、自分の人生は、自分に任せればいい。」

That's it.

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resize1635.jpg香水アドバイザー、

香水コーディネーター、

調香師の資格取得をきっかけに、

ささやかながら、

香水エッセイをスタート。

 

もともと香水や、

香りのものが好きで、

アロマセラピーやハーブも、

ブームが重なったこともあり、

十数年以上前から(凝り性が高じて)

資格などとるものの・・・、

結婚前に、気持ち新たに!と、

ライセンスも置いてきてしまった。

新たに、プラスαな気持ちで、

さらに違った角度から、

又、違った気持ちで、

学んでゆきたいもの。香り。

 

 

生活に彩りを添える、

そして、気持ちを瞬間で変えてくれたり、

思い出のシーンを蘇らせることすらもある。

そんな、香水の魔力・・・。

香水は、天然香料の持つ自然な力と、

合成香料の持つ、人工、人為的な、

人間臭さみたいなものが、入り混じる。

それでいて、香りは、クリアだったりする。

そんな、時に、説明しがたいような、

複雑なエナジーの、

総決算のようなもの。

 

私にとり、私の好きな香りは、

その日によって変化してしまう。

だから、それはそれは沢山の香水が、

いつの間にか、集まってしまった。

 

ボトルの形状で選ぶ日もある。

単純に、香りで選ぶ日もある。

思い出のシーンを蘇らせる力で、選ぶこともある。

何も考えず、ただただ選んでしまうこともある・・・。

 

香水には、そんな私の気まぐれの全てを、

「Ok」にしてくれる。

そんな、広さのような、

独特の、気ままさがある。

私は自由を好む。

「決めなくていいんだよ。

全てのものは、少し、あるいは沢山、

流動、変化しているのだから・・・。」

香水には、そんな、

包容力のようなものもある気がする。

 

香水エッセイの、最初の香水は、

「ジョルジオ」

ロスの高級住宅街、ビバリーヒルズのロデオ通りにある

ジョルジオの店で生まれた香水。ジョルジオ。

ハリウッドのセレブリティ、

レーガン大統領のナンシー夫人がまとっていたこともあり、

大ヒットとなった名香。ジョルジオ。

名声、お金、権力、あらゆるパワーが渦巻く、

ビバリーヒルズで生まれたジョルジオ。

「お金って素晴らしい、

名声って気持ちいい、

権力って、時に必要・・・。」

そんな言葉が聞えてきそうな、

真実が何処か、何か?

善悪は何処か、何か?

分からなくなりそうな、

ミステリアスなエナジーも渦巻く、

ビバリーヒルズ。

でも、そんなところが、きっと、

他とくっきりとした違いをつくっている。

 

なんて・・・、カッコ良いこと書いたけれど、

私がジョルジオをつけたのは、

海外での大学時代。

それも、勉強などに、悪戦苦闘していた時。

神にもすがりたい気持ちの時、

御店で、フッと見つけた、

ジョルジオ。

 

瞬間で、「好き」と決めた香り。

「人生、行くところに行けばいい」

Take it easy!

 

ジョルジオの、気ままでいて、

どこか高貴な香りは、

私を、未来を、自由に描かせてくれた。

 

今でも、そんなジョルジオに、感謝乾杯。

 

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